2006年5月度登録式画像パック更新分

 どうも、三笠です。先日更新された登録式画像パックの更新ピックアップをお届けします。前回に引き続き、まずはbalgaさんから。


どうも、balgaです。

前回のレビューはいかがでしたでしょうか。お気づきの点がございましたら、お気軽にコメントをお書きください。

  • rinshiさん

PANIPONI_MiyataAkira.bmp
個性的な絵柄が特徴的なrinshiさん。なにやら楽しげに描かれている印象があり、好感が持てます。

さて此方のアイコンですが、耳と首に意識が行っているかどうかが気になります。

原作は未見なのでデフォルメの一種なのかもしれませんし、こういったアイコンの場合見逃しがちです。ですので、もしお暇でしたら首のラインが頭の何処に繋がっているか、耳は頭のどこについているかを注意して確認してみてください。

  • G-AX☆TWAIさん

どうやら今まで書いたものを全て放出されたようで、大量投稿のG-AX☆TWAIさん。クオリティも時期によってかばらつきが見られ、指摘に関しては如何ともしがたいので感想を大目で行きたいと思います。

先ず最初に気になる点として全てのアイコンで何故か背景に薄く色がついています。理由は良く分かりませんが、もし可能でしたら背景色は統一性という点で、白く(RGB255,255,255)するのが望ましいかと思います。

RTF_MaskedRiderFirst.bmp
こうして大量の特撮アイコンを見ると自分もを書いていたころのことを思い出します。もう32サイズで特撮を書くつもりは無いのですが、この一号を見ていると二号を書きたくなってきますね。書きませんけど。

BS_SwatShou.bmp
たまにこのブルースワットのような少々明度が低く、暗い場所に居るかのようなアイコンが見受けられます。特に意図的ではない場合、資料にこだわらずに明度をあげてみてはいかがでしょうか。

JRS_RiserGuntU.bmp
規格は32サイズ。ユニットの場合実質30サイズですので、細かい装飾品などは無理に表現しないほうが良いかと思います。

デザインの特徴を捉えて、省略をうまく使ったメリハリのあるユニット作りは私の目標でもあります。

EFFECT_BS_Dictator.bmp
黒い銃というのは表現が難しい部類だと思います。

ですが、もし形をアイコンとしてしっかり出したいのであれば、何故実際の黒いピストルは形がわかるのかという点を資料を参照にしつつ意識して見ると良いかもしれません。

また、32サイズ全版にいえることですが置けるドットの数が少ないので、必然的に置ける色の種類も少なくなります。

そのため、キャラクターの表現において置く色の種類と置く場所は大変重要だと言えるでしょう。

メリハリがあり、尚且つ違和感の無い画面作りが難しいサイズですが、数少ない32サイズアイコン書きとしてこれからも期待しています。

  • 灰正さん

GG_DomonKasshu(S)(A)(2).bmp
他のアイコンとか気にしない、己の道を貫くのみといった姿勢が垣間見える男らしい灰正さん。

全てご自身の作品、AWAR準拠ともいえる作りでAWARにガンダムがいたらなぁ……と思えばすぐさま追加できる親切設計です。

口の微妙な開き具合をキャラクターごとに変えて描き分けを表現するなど芸も細かい彼。

稀に斜めを向くこともあり、徐々にバリエーションも増えているようです。

これからも、その個性をGSCで披露されることを期待しています。

私のレビューはここまでです。お読みいただき有難う御座いました。

また次回があれば宜しくお願い致します。


書いた人:balga


 続いて三笠です。

  • balgaさん

 ユニットアイコンに関しては、もう緻密さといい質感といい、ほとんど文句の付け所がありません。
 一方パイロットのロマサガアイコンに関してですが、実はこれはは製作段階から、個人的にメッセであれこれ指摘をしていました。で、その際原作のタッチとSRC的なアイコンとしての親和性から、色々と工夫をしていたのを見ていた訳ですが。

SaGaR3_SarahCarson.bmp

 やはり気になるのはサラ=カーソンの主線でしょうか。縮小したことで、かなり潰れて歪になってるように思います。他のアイコンも部分部分で同じことが言えますが、サラについては特に顕著でしょう。またそれに加えて、グラデーションが目の付近のみになっている為に、全体にのっぺりした感じになってしまってます。首の辺りにもやはりグラデーションを付ける必要はあるかと思います。

 コンパチ物の宿命といいますか、異なる人がそれぞれ違ったタッチで描いている原画を元に、更に異なる人がアイコン化したものが共に使われる以上、ある程度親和性が取れないのは仕方ないことと言えます。そういう観点から、原画の味を維持しつつ親和性を高めるというのも、SRCアイコンとしてのクオリティの高め方の1つと言えるので、今後も試行錯誤を重ねて頑張ってもらいたいと思います。

  • rinshiさん

ALC-4_JudithVolltone(Thinking).bmp

 思案中、としての表情としては、非常に使い勝手がいいですね。思案系の表情は、えてして沈黙してしまってるものが多く、Talkで使う場合に入れる台詞に悩むのが常なのですが、このアイコンですと色々と思考内容を台詞として書き出すのに適してると思いました。こういう小さな部分でのメリットも、SRCで使うアイコンとしては大きなポイントになると個人的に思っています。

ALC-2_Maid.bmp

 さて、こちらはリファインにあるメイドさんですが。明らかに顔のバランスが崩れてしまっているのが気になります。具体的に言うと、顔のパーツが全体的にやや外に寄っていると思います。特に口と鼻が下過ぎるかと。あと、口と鼻について付け加えると、他のパーツや顔と比較して、ちょっと小さいかもしれません。リファインにあるユーディットにも、そういう部分が見受けられるのですが、こちらは表情自体が崩したものなのであまり気にならないですね。

  • 灰正さん

 独自の画風でわが道を行かれる灰正さん。balgaさんのところで他のアイコンとの親和性に触れましたが、灰正さんのように自分の色を全面に押し出すのも、それはそれでアリだと思います。

GW_HeeroYuy(2).bmp

 灰正さんのアイコンが凄いと感じるのは、自身の画風が全開なのにも関わらず、元のキャラクターの印象がきちんと残っているものが多いところでしょう。特にこのヒイロなどはそうですね。元のキャラクターの雰囲気を自分の中で解釈して自らの画風で再現するというのは、非常に難しい工程だと思います。その意味で気になったのは、ブライトとコウでしょうか。

G0093_BrightNoa(3).bmp

 ブライトに関しては、逆シャアの頃のものと考えると、少し若過ぎるように思います。原因は恐らく、全体的に輪郭が鋭角になっていることかと。耳から頬の下あたりのラインの角度をもう少し垂直に近する、あるいは目の下と鼻の間に少しだけ皺を入れるなどすると、もう少し老けさせることができるでしょう。

G0083_KouUraki(N)(3).bmp

 コウについては、元の印象がかなり薄れてしまっていますね。正直、これだけ見せられるとコウだとは分かりづらいかもしれません。気持ち顔の形を面長にした上で、目を少し細くしてみるといいかもしれません。

  • G-AX☆TWAIさん

 最後になってしまいましたがG-AX☆TWAIさんです。

EFFECT_SRED_RevolBackG3(FR).bmp

 まず特撮系武器アイコンに関してですが、特撮らしい質感が存分に出せている点に感心しました。
アニメやゲームなどの作品とは違った趣があっていいものですね。

 で、balgaさんもチラっと触れているのですが、SRCアイコンにおけるRGB値255,255,255の処理のされ方について補足を。

 RGB値255,255,255の色は、PaintPictureで画像を表示する際デフォルトでは透過される仕様となっています。また、ユニットアイコンの場合この数値の場所に陣営色が表示されるようになっています。

 この為、原則SRCアイコンでは、ユニットは勿論ですが、それ以外のアイコンについても、背景色は透過可能なようにRGB値で255,255,255にしておくことが、シナリオでの運用上好ましいと言われています。

 また逆に、実際に白として表示したい部分に上記のRGB値255,255,255を置いてしまいますと、意図していないのに透過処理されたり、ユニットの場合は陣営色が割り込んできたりということが起こってしまいます。

EFFECT_BS_Dictator.bmp

 全部チェックした訳ではありませんが、少なくともこのディクテイターの後部のハイライトの部分が、RGB値255,255,255になっていました。他にも同様のものがあるかもしれないので、一度確認された方がいいかと思います。


 とりあえず私からは以上のような感じです。

 次は今週末の丸投げの予定ですが、概算で500枚近くの投稿量が確認されているので、遅れるやもしれません……。

書いた人:三笠id:mikasasa)